独立行政法人労働者健康安全機構 大阪労災病院

文字サイズ変更ボタン
Google WEB全体 サイト内
大労で受診する 大労に入院する 大労を知る 求人情報

病院のご紹介

トップページ >病院のご紹介 >院長あいさつ

院長あいさつ(平成27年4月1日)

新しい半世紀に向かう大阪労災病院

院長 田内 潤
院長 田内 潤

大阪労災病院は堺市をはじめ南大阪地区の中核病院として地域の皆さまの健康を守るべく半世紀を超える歴史を刻んで歩んできました。これもひとえに皆さまのご協力とご支援によるものであり心より御礼申し上げます。

当院は独立行政法人労働者健康安全機構が展開する全国労災病院の一員として、働く人びとの健康を守ることを使命の一つとしつつ、地域における急性期医療を中心的に担うことを目指して発展してきました。近隣の医療機関との病診連携、病病連携を推進し、診療各科は最新の高度専門医療を提供できる医療体制を構築しています。国民の二人に一人ががんにかかる時代を迎えた今、国指定のがん診療連携拠点病院として地域の要望に応じた集学的な診療体制を整えています。このような体制を通じて各科とも診療実績を積み上げており、例えば外科手術件数は毎年12,000件を超え全国でみても屈指の実績を誇っています。また、多くの病気で予後が改善される一方で、治療が長期にわたるため就労に差し障ることが問題となっています。これに対して、がんや糖尿病などについて治療と就労との整合性・両立を長期的に維持可能とする治療・就労両立支援体制作りへの取り組みも始まっています。

医療に求められる課題は年とともに変遷していますが、今後とも皆さまの期待に応えられるような体制づくりに努めて参ります。

その第一は高度専門医療の充実です。各診療科においてより進んだ、より患者さまに優しい新しい医療を導入して行きます。その実践に当たっては専門性に囚われ過ぎることがないよう診療科や職種を越えて、スタッフが何事にも当事者意識を持って協力し合うチーム医療をいっそう充実したいと思います。

第二は急性期医療の充実です。救急医療における当院の役割は2次〜2.5次急性期医療にあります。各科が高度専門医療を推進しているところから、できるだけそれらに特化した急性期医療に取り組んでいきます。もちろん循環器疾患のように寸時の時間を争う疾患は、すでに救急隊との直接連絡網ハートコールが実働しており、今後とも1次、2次を問わず超急性期から積極的に対応していくことに変わりはありません。

第三は地域医療連携の推進です。これまでも当院に欠ける病院機能を補完すべく地域医療連携には積極的に取り組んできましたが、今後は病診連携、病病連携、緩和・看護連携など地域の各医療機関と一層親密な交流・連携を図りたいと考えています。

第四は教育・研修体制の拡充です。当院では研修医や医学部学生をはじめとして看護師、薬剤師、管理栄養士、放射線技師、理学療法士、検査技師、臨床工学技士、救急救命士など多くの医療職が実習を受け巣立っています。同時に、これらの若い人たちの意欲、熱意は、当院を活性化し医療現場に大きな活気をもたらしています。病院機能をさらに高めることを通じて、意欲のある人材が集い、切磋琢磨して育つ教育・研修環境を一層整備して行きたいと思います。

平成27年度は新病院竣工へ向けて、まず病院敷地内にある職員宿舎や看護専門学校を近隣に移設する工事が始まります。今しばらく時間がかかりますので、今後、皆さまから新病院に対する要望も承って行きたいと考えています。新病院計画に際しても病院の基本理念は変わらず、安全で開かれた医療、優しく質の高い医療、働く人々のための医療を目指す所存です。

今後ともこれまでと変わらぬご支援とご協力をお願いいたします。

院長 田内 潤

このページのトップへ