診療科・部門

中央放射線部

Radiology tech

部門について
実績

部門について

中央放射線部の特色

大阪労災病院は堺市の北部に位置し高度急性期医療、地域がん拠点病院、地域連携病院など地域の中核病院として高度医療に関わる検査や診療を行っています。中央放射線部では最新の医療に沿った放射線技術や放射線治療を実施し、地域に密着した部門として日々研鑽しています。労災病院では勤労者医療にも力を入れており、働く方の時間に合わせCTやMRIの時間外検査も行っています。救急医療に関しては2交代制により24時間対応しています。マンモ撮影は10名の女性スタッフにより実施しており、女性の方に安心して検査を受けて頂けるようにしています。

平成27年度に単純X線撮影検査にフラットパネル方式の受光部を設けた撮影システムを導入し、従来の医療被曝は30~40%低減され、患者さんにより安心して検査を受けて頂けるシステムとなっています。今後、新病院の建築が控えており、更なる放射線画像診断や放射線治療の臨床および技術的革新が求められています。我々大阪労災病院中央放射線部は地域の皆様に安全で安心して検査や治療を受けて頂けるよう日々努力をしていく所存です。

スタッフ紹介
  • 部長 太田 育宏
  • 正規職員 男性技師:24名 女性技師:10名 嘱託職員:1名
各検査室の紹介
単純X線撮影

X線を用いて、レントゲン写真を撮影するもっとも一般的な検査で、胸や腹部、骨などの撮影をします。体を組織する骨、筋肉、脂肪、はX線の透過率が違っています。この性質を利用してレントゲン写真が出来上がります。写真上、X線をよく通す空気は黒く、あまりX線を通さない骨は白く写ります。組織のX線透過率の違いをグレースケール上で画像化し骨折や、肺や腹部の状態などを観察します。

乳房X線撮影

乳房専門の装置で行うX線撮影検査で、マンモグラフィと呼ばれる検査です。検査は女性技師が担当します。小さな病変を検出するため、乳腺を可能な限り重ならないようにするためとX線の被曝を少なくするため、乳房をできるだけ圧迫して撮影します。(圧迫するのは数秒間です)

X線透視検査

連続的に照射されるX線を利用し、臓器や関節の様子をモニター画面でリアルタイムに観察しながら行う検査です。検査台を傾けたり体を動かしながら撮影することで、様々な方向から観察部位の状態を知ることができます。また造影剤を使った胆道系・脊髄系・泌尿器系・消化管などの検査・治療も行っています。さらに内視鏡を併用することで胆道の様子をより詳しく調べることができ、胆管の結石を取り除く治療も行っています。

CT検査

CTはComputed Tomography(コンピュータ断層撮影)の略で、X線を利用し、臓器のX線吸収差から人体を輪切りにした画像を作ります。検査内容にもよりますが5分から10分程度で終わります。目的により造影剤を注射して検査をします。
またペースメーカを使用されている方は検査の際に型式を確認するため、ペースメーカ手帳を持参してください。

MRI検査

MRIはMagnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像法)の略で、レントゲンやCTなどと違いX 線を使わずに、強い磁気と電波によって人体のいろいろな角度の断層画像(輪切りや縦切りなど)が作成できます。検査時間は内容にもよりますが30分程度かかります。検査中に音がしますが心配いりません。検査の目的によって造影剤を使用します。検査室内には金属の持込みはできませんので、入れ歯や補聴器など取り外しのできるものは入室前に外していただくようお願いします。また手術等で体内に金属が入っている方は検査前に主治医や検査担当者にお申し出ください。

RI検査

核医学検査は微量の放射線を出すRI(Radio Isotope:放射性同位元素の略)と呼ばれる放射性医薬品を使用して行う検査です。施設によってはアイソトープ検査やRI検査とも呼ばれ、全身の骨や心臓などの検査をしています。核医学検査の特徴は他の検査では得られない生理機能を画像として描出することができます。また放射線の被曝量は検査の内容にもよりますが、3mSv~15mSv程度です。

血管造影検査

血管にカテーテルと呼ばれる細い管を挿入し、カテーテルから造影剤を注入して目的部位の血管を描出する検査です。血管造影検査は形態的な診断だけでなく、急性心筋梗塞の治療や脳動脈瘤の治療、肝細胞がんなどの抗がん剤治療にも利用されています。当院は心臓カテーテル用装置2台と頭部・腹部汎用型装置1台、ハイブリッド手術用1台を有し検査および治療を実施しています。

骨密度測定検査

微量のX線で骨の密度を測定し、骨に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分の量を測定する検査です。骨密度検査では骨粗しょう症や代謝性骨疾患やステロイド剤の骨密度に与える影響などを数値化し骨粗しょう症の早期発見、ホルモンバランスの異常による骨の変化を観察できます。これにより適切な予防のアドバイスや治療方針が決定できます。

各種造影検査を受けられる方に

造影剤という薬剤を使うことにより、病気の状態をより正確に明らかにし、治療をしやすくできます。造影剤を用いなくてもCT、MRI検査は行えますが、精密な検査ができず病気が見つからない場合があります。造影剤は安全な薬剤ですが、まれに副作用が起こることがあります。副作用には軽いものでは吐き気、かゆみや発疹(副作用の出る確率は5%以下)、重いものでは呼吸困難、意識障害など(副作用の出る確率は0.04%以下)があります。当院では万が一の副作用に対して万全の体制を整えて検査を行っています。もし、検査後に変だと感じたら、ためらわずにすぐにお申し出ください。

お知らせ

院外からの御予約はメディカルサポートセンターにて承っています。検査のため服を脱いでいただくことがありますが、エプロンやバスタオル、検査着などをご用意しております。また、X線などを用いた検査ですので、撮影する場所(部位)や検査の内容によっては取り外せる金属(入れ歯や時計、金属の付いた下着など)は外していただくこともありますので、ご了承ください。詳しくは検査担当者におたずねください。また、妊娠の可能性のある方、妊娠されている方は主治医にご相談ください。