診療科・部門

中央手術部

Operation Rooms

部門について
業績

部門について

患者さんへ

手術室では、患者さんとスタッフの安全を最優先に、また安心して手術を受けていただけるように努めています。そのために、診療科医師だけでなく、麻酔科医、看護師、看護補助員、臨床工学技士、診療放射線技師、薬剤師、清掃担当、滅菌担当、物品管理担当などが連携して業務に就いています。薬剤師が常駐している手術室は国内ではまだ少ないのですが、当院は何年も前から実現できています。手術室は13室あり、そのうちハイブリッド室が1室、眼科専用室が2室です。眼科の手術が多いのが特徴です。また、ロボット支援手術やハイブリッド室における経カテーテル的大動脈弁置換術などを始め、最先端の手術を毎日数多く行っています。

患者さんへ

2019年度科別手術数
  手術数
内科 1
外科 1,250
整形外科 1,674
形成外科 883
脳神経外科 116
心臓血管外科 220
末梢血管外科 255
泌尿器科 712
産婦人科 554
眼科 6,415
耳鼻咽喉科 599
麻酔科 31
歯科口腔外科 668
合計 13,378

手術室の様子
手術室の様子

スタッフ紹介
岩﨑 幹季
部長(整形外科部長兼任)
岩﨑 幹季
いわさき もとき
脊椎外科

日本整形外科学会(脊椎脊髄病認定医、運動器リハビリテーション医)
日本脊椎脊髄病学会(脊椎脊髄外科指導医、理事)

南里 佳代子
手術室看護師長
南里 佳代子

日本看護協会(認定看護管理者)

濵田 蓉子
手術室看護師師長補佐
濵田 蓉子

日本看護協会(手術看護認定看護師)

水谷 光
麻酔科部長(中央材料室長兼任)
水谷 光
みずたに こう
麻酔全般
手術室運営

麻酔科標榜医
日本麻酔科学会(麻酔科認定医、麻酔科専門医、麻酔科指導医)
日本医療機器学会(第1種滅菌技師、医療機器情報コミュニケータ)
認定ホスピタルエンジニア
日本手術医学会評議員
インフェクション コントロール ドクター
日本医療機器学会代議員
医学博士

麻酔科医 14名
看護師など 56名
看護補助員 5名
薬剤師 1名
清掃担当 4名
物品管理担当 3名

手術の流れ
1. 麻酔科医による術前診察
 麻酔科による麻酔が予定された患者さんには、手術前日までに、麻酔科外来において麻酔科医による診察があります。麻酔について気になることがありましたら、何でもお気軽にお尋ねください。また、普段使っている薬や、これまでに受けられた手術などについて確認しますので、ご準備をお願いいたします。
2. 手術室看護師の訪問
 手術室の看護師が、手術前日などに、病室に訪問させていただくことがあります。手術の流れについて説明いたします。何でもお気軽にお尋ねください。
3. 手術の当日の飲食
 食べものや飲みものについての制限があります。なぜなら、胃の中に飲食物が残っていると、手術中に吐いてしまって窒息や肺炎などを起こす危険性があるからです。患者さんが子供さんの場合は、甘いシロップを内服してもらうことがあります。これは麻酔を助ける鎮静薬です。病棟で点滴を始めておくこともあります。
4. 手術室へ入室
 トイレは済ませておいてください。病棟の看護師が、手術室へお連れいたします。歩ける患者さんには歩いて来てもらいます。患者さんが子供さんの場合は、ご家族の方一名でしたら、ご一緒に手術室の中まで入ってもらうこともあります。
 患者さんが手術室に入室後は、ご家族の方は病室でお待ちください。手術は、予定時間より短くなることも、長くなることもあります。長くなるとご心配でしょうが、特に連絡がなければ、単に長いだけですので、ご心配なくお待ちください。手術が終わり次第、連絡いたします。
5. 手術室で
 氏名や手術する場所を改めて確認します。手術室のベッドに上を向いて寝ていただき、点滴を確認し、血圧計や心電図などで体調を確認し、麻酔の準備を始めます。
手術中は、医師はもちろんのこと、看護師も必ずそばに付き、麻酔で眠っている間もケアを続けています。
6. 手術の後に
 全身麻酔の後であっても、ほとんどの手術では麻酔から覚めて病室に戻って来ます。しかし、本当にはっきりするのは数時間後のことが多いです。手術後に集中治療室(ICU)に入ることもあります。ICU入室については、予定通り入ることもあれば、予定外に入ることもあります。また、予定していたのに入らないこともあります。
 どんな手術でも、手術の後に腰痛、首の痛み、肩の痛み、手のしびれ、声のかすれ、喉の違和感などが残ることがあります。その理由は、手術の間は寝返りせずにじっとしているためと、息をする管が喉に入っていたためです。多くの場合は数日以内に治ってきますが、ひどい場合はお知らせください。
 手術の後は、安静が必要な手術もありますが、積極的に身体を動かしてもらうほうがよい手術もあります。これを早期離床と呼びます。じっとしていると筋力が低下し、足に血の塊(血栓)ができたりしてしまうからです。ただし、手術の後に初めて立ったり歩いたりする場合は、必ず看護師が付き添いますので、決しておひとりで立ったり歩いたりしないようにお願いいたします。
7. 手術の後の痛み
 点滴や神経の近くに、痛み止めの薬をあらかじめ入れ続けておくことがあります。何もしなくとも薬は入り続けていますが、それでも痛みがある場合には、ボタンを押して、痛み止めの薬をご自身で追加してください。これをPCAと呼びます。できるだけ痛み止めは使わず我慢していた時代もありましたが、現在は考え方が変わりました。痛い時には痛み止めを使って楽になった方が、キズの治りや体力の回復によいことが分かってきました。ですので、我慢したり遠慮したりすることなく、早めにPCAのボタンを押してください。1日に何回などの制限はありません。ただし、痛くないのに押すのはいけません。

手術室の様子
手術室の様子

患者さんにご協力していただきたいこと
1. 禁煙
直ちに禁煙してください。減らすのではなく完全にやめてください。電子タバコもいけません。喫煙は、手術中や手術後の肺炎、心筋梗塞、脳卒中などの危険性が高まるだけでなく、手術のキズの治りを悪くし、キズの感染の原因となります。禁煙できない場合、手術を行えない場合もあります。受動喫煙も害悪ですので、ご家族の皆さまや職場の方々にもご協力をお願いいたします。
2. 風邪
発熱など風邪が疑われる場合は、緊急を要する手術でない限り、手術は延期いたします。なぜなら、風邪のまま手術を受けると、抵抗力が落ちていますので、治るはずの風邪が治らず肺炎となったり、治るはずの手術のキズが治らなかったりする危険性が高くなるからです。
3. 清潔
入院前や手術前は、風呂やシャワーで全身を清潔にしておいてください。爪切りもお願いいたします。
4. 身に着けているもの
ジェルネイル、エクステなどは、入院までに外しておいてください。コンタクトレンズ、ピアス、指輪など外れるものは、すべて外しておいてください。なぜなら、手術中に無理な力がかかったり、手術に使う電気器具によって熱傷を負ったり、むくんだ場合に締め付けられたたりして、危険だからです。眼鏡や補聴器については、着けたまま手術室に入室しても構いません。麻酔を始める前に外していただきます。
5. 予定された手術開始時刻の変更
予定の時刻より早くなったり遅くなったりすることは、しばしばあります。まれには、日程を改させてもらうこともあります。なぜなら、当院は緊急手術も受け入れていますし、他の患者さんの手術の都合もあるためです。病院の都合だけを押し付けてしまうようで大変申し訳ございませんが、ご理解をお願いいたします。
6. 私的な都合によるキャンセル
手術日時が決定しましたら、私的な都合によるキャンセルはできるだけお慎みくださいますよう、お願いいたします。とくに直前のキャンセルは、手術のために準備した医療資源が無駄になってしまいます。また、当院では手術の順番をお待ちいただいている患者さんが多くいらっしゃいます。直前のキャンセルのために手術室が使われずに空いてしまうことは避けたいと考えています。