【西4階病棟】産婦人科・乳腺外科・整形外科
産婦人科・乳腺外科・整形外科のレディース病棟です。
看護師・助産師スタッフ総勢30名体制で運営しており、アドバンス助産師の資格を有するスタッフも在籍しています。
周術期から回復期、化学療法・放射線治療・終末期まで、幅広い知識や技術が求められますが、インフォームドコンセントを十分に行い、患者さま一人ひとりのニーズをとらえながらケアを提供しています。
乳がん看護認定看護師が在籍しており、専門的な知識と技術を生かして、乳がん患者さまやご家族の心身のサポートを行っています。
多職種が協働しながら、退院後の生活を見据え、ライフスタイルに合わせたチーム医療を実践しています。
【西4階病棟】産科について
病棟助産師が、助産師外来、母性外来、2週間健診を担当しています。
助産師外来では、産前からお産に向けて安心して過ごせるようサポートを行い、出産時には一人ひとりに寄り添いながら、その方らしいお産がより良い思い出として残るよう支援します。
出産後も、健診や母性外来を通して育児や母乳育児のサポートを行い、妊娠期から乳児期まで切れ目ないケアを提供しています。
【西5階病棟/透析室】
【西5階病棟】腎臓内科・循環器内科
腎臓内科・循環器内科の混合病棟です。人工透析室が病棟に隣接した施設構造となっており、医学的管理が重要となる透析導入期においても、安心出来る透析医療を提供しています。
慢性腎臓病や慢性心不全などの慢性疾患は、障害にわたって自己管理を続け、その中で人生のQOLを高めていく必要があります。入院早期から退院後の生活を見据えて、内服や食事、療養生活などの自己管理を高める指導を多職種で提供しています。患者・家族に寄り添いながら健康行動へ行動変容できるようサポートしています。
【透析室】
人工透析室では15床のベッドがあり、医師・臨床工学技士・看護師が協働して、医学的管理の重要な透析導入期や維持透析患者さんの急性期疾患合併時の入院医療を提供しています。また、血漿交換などの特殊な血液浄化療法も行っています。
人工透析室と腎臓内科病棟が同一部署であり、かつ、病棟に隣接した施設構造であるため、その強みを活かし、安心して透析治療を受けることができるよう常に心がけています。
自己管理を目標として患者さんへの教育(透析教室)を多職種で定期的に開催し、透析治療に真摯に向き合えるようサポートをしています。
【西6階病棟】循環器内科・心臓外科・血管外科
循環器内科、心臓血管外科、血管外科の混合病棟です。心筋梗塞、不整脈、心不全、弁膜症、大動脈解離、閉塞性動脈硬化症などによる重症下肢虚血の疾患に対し、手術及び内科的治療を行っています。ICU/CCUでの集中治療を終えた患者さんの全身管理と合併症の管理を行うとともに、セルフケア能力の拡大、多職種で構成された心臓リハビリチームで早期社会復帰を目標として、日々支援を行っています。急性期から慢性期の看護を実践するために専門的知識や安全面のケアが実践できる教育体制を整えています。
【西7階病棟】消化器内科
消化器内科の単科病棟です。消化器疾患の診断から治療まで、様々な病態・病期の患者さんの治療・看護を実践しています。在院日数は約7~8日、病床稼働率は約85%です。患者さんやご家族を含めた「共に寄り添える看護」を目指し、日々取り組んでおります。どんな状況においても、笑顔とお互いへの思いやりの心を忘れない病棟づくりを目指しております。
【西8階病棟】整形外科
整形外科の単科病棟で、脊椎疾患、関節疾患、スポーツ疾患、リウマチ疾患、骨折等の多岐にわたる整形外科疾患に対応しています。脊椎疾患、関節疾患は老年期患者さんが多く生活指導を中心にQOL向上に向けて支援しています。スポーツ整形外科は学童期から青年期、中年期の患者が多く、院内認定看護師を中心に保護者へ治療に沿った生活指導やメンタルサポート、職場復帰への支援を行っています。高齢化に伴い転倒による骨折患者さんも多く、リハビリ継続が必要な患者にはリハビリ目的の転院支援を行っています。
【西9階病棟】脳卒中・脳神経内科・脳神経外科・形成外科・眼科
脳卒中・脳神経内科、脳神経外科、形成外科、眼科の混合病棟です。
脳卒中疾患ではICUやHCUと連携をとり急性期の看護を実践しています。
形成外科では下肢病変や眼瞼下垂、下肢静脈瘤、骨折症例など多岐にわたる手術や治療に対する看護をおこなっています。
患者さんの社会復帰に向けてより質の高い看護が提供できるよう、医師・セラピスト・薬剤師・栄養士・退院支援担当者など、入院後早期よりチームで連携しています。
また地域との連携にも力を入れており、回復期リハビリ病院、療養型病院や施設など、患者さんやご家族と相談しながら転院調整をおこない、継続看護に積極的に取り組んでいます。
【西10階病棟】緩和ケア科・消化器内科・消化器外科・泌尿器科・リハビリ科
緩和ケア科16床を主とし、リハビリ科、消化器内科・外科、泌尿器科の混合病棟です。どのような状況においても患者さんがその人らしい尊厳を保つことができ、心地よく過ごせるように心がけています。また、おひとりおひとりに寄り添い、ニーズを捉え、きめ細やかな医療・看護が提供できるように他職種や専門チームとも協働し、常に質の向上に努めています。